実践法・メソッド
ピラティスとは?体の「軸」を整えるボディワークを知る
2026-06-29
ヨガとよく混同されるけれど、少し違う。「ピラティス」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。体の「軸」を意識しながら動くボディワークとして、世界中で取り入れられています。
ピラティスってどんな動き?
ピラティスとは、20世紀初頭にヨーゼフ・ピラティス(Joseph Pilates)が開発したエクササイズの手法。体の深部にあるインナーマッスル(特に体幹)を意識しながら、呼吸と連動して動くことが特徴です。
「強くする」よりも「整える」ことに重点を置き、体の歪みや偏りに気づきながら、もともと持っている動きやすさを取り戻していくようなイメージで実践されます。マットの上で行うものと、専用の器具(リフォーマーなど)を使うものがあります。
ヨガとの違いを比べてみると
- 重視するもの:ヨガは呼吸・瞑想・柔軟性を重視、ピラティスは体幹・姿勢・機能的な動きを重視
- ペース感:ヨガはポーズを保つ静的な動きが多く、ピラティスは反復するエクササイズに近い動き方
- 道具:ヨガはマットのみで行うことが多いのに対し、ピラティスは専用マシンを使うスタジオも多い
- 目的の伝わり方:ヨガは「心身のつながり」、ピラティスは「体の使い方を学び直すこと」として語られることが多い
どちらが優れているというものではなく、その日の気分や体の状態で選ぶ人も少なくありません。
こんな人に向いている
- 体の「クセ」や偏りが気になっている
- 運動は苦手だけど、体をゆっくり動かしたい
- 長期のデスクワークで体幹が弱った感覚がある
- 呼吸と動きをつなげて、内側から整えたい
デスクワークで前かがみの姿勢が続いている人、産後に体の使い方を見直したい人など、「今の体のクセに気づきたい」という人に選ばれることが多い実践です。
始めるためのステップ
- まずは呼吸から ピラティスでは「胸式呼吸」(胸を横に広げる呼吸)が基本のひとつ。動かす前に、呼吸だけ練習してみるのもいい入口です。
- オンライン動画で雰囲気をつかむ マットひとつあれば自宅でも試せます。まずは10分程度の初心者向け動画から始めてみましょう。
- 少人数クラスで感覚を確かめる 「体を感じながら動く」感覚は独学だとつかみにくいもの。可能であればインストラクターのいるクラスを一度体験してみてください。
- 器具を使ったレッスンに挑戦する マットに慣れてきたら、リフォーマーなど専用器具を使ったクラスも選択肢に入ります。
体の動かし方を「見直す」ためのツールとして、ピラティスに出会う人が世界中で増えています。運動というより、「自分の体を知る時間」として気軽に取り入れてみてください。
どのくらいの頻度で取り入れる人が多い?
初心者の場合、週1〜2回のペースから始める人が多いようです。毎回長時間行う必要はなく、20〜30分程度のクラスや動画から試してみて、体の変化を感じながら回数を調整していくのが無理のない進め方とされています。継続する中で「立ち姿勢が変わってきた」「デスクワーク後の張りが軽くなった」といった変化に気づく人もいますが、感じ方には個人差があります。
関連用語
※本記事は情報提供を目的としたものであり、医療上のアドバイスではありません。