ウェルネス用語
ロハス(LOHAS)とは?健康と地球にやさしい暮らしを選ぶという考え方
2026-07-04
オーガニック食品を手に取ったり、詰め替えできる容器を選んだり。毎日の買い物の中で、なんとなく「体にも環境にもやさしいほうを」と意識することはありませんか。そんな暮らし方を表す言葉が「ロハス」です。
ロハスってどんな考え方?
ロハス(LOHAS)とは、「Lifestyles of Health and Sustainability」の頭文字をとった言葉で、健康と地球環境への配慮を両立させながら暮らす生き方のこと。1990年代後半、アメリカ・コロラド州ボールダーで、社会学者のポール・レイ氏と心理学者のシェリー・アンダーソン氏が提唱した価値観の分析がもとになり、マーケティングの概念として広まったとされています。
日本では2002年ごろにメディアで紹介されはじめ、2004年後半からテレビや雑誌で本格的に取り上げられるようになりました。
似た言葉との違い
暮らし方に関する言葉はいくつもありますが、それぞれ大切にしている軸が少しずつ異なります。
- ロハス:健康と持続可能性という2つの軸を意識して、モノや暮らし方を選ぶ考え方
- スローリビング:効率よりもゆったりとした時間の流れそのものを大切にする考え方
- ヒュッゲ:身近な人との時間や、心地よい空間の温かさを重視する考え方
どれも「丁寧な暮らし」という大きな方向性は共通していますが、ロハスは特に「選ぶモノが環境や社会にどう影響するか」を意識する点が特徴的です。
こんな場面に
- スーパーで食品を選ぶとき、産地や成分表示が気になる
- 詰め替え用や再利用できる容器を選ぶようにしている
- 「体にいいもの」と「環境にいいもの」を両方大事にしたい
- 暮らし方そのものを、少しずつ見直したいと感じている
暮らしへの取り入れ方
選ぶ基準をひとつ増やす いつもの買い物に「これは環境にもやさしいか」という視点をひとつ加えてみるだけで、暮らし方が少しずつ変わっていきます。
地元の食材に目を向ける 地産地消を意識した食材選びは、健康にも環境にもやさしい選択のひとつとして知られています。
モノを長く使う工夫をする 修理して使う、譲る、リメイクするなど、モノとの付き合い方を見直すこともロハス的な暮らしの一部です。
よくある質問
Q. ロハスな暮らしを始めるのに、お金がたくさんかかりませんか? 高価なオーガニック商品をそろえる必要はありません。まずは今持っているモノを長く使う、詰め替え用を選ぶといった小さな工夫からでも、ロハス的な暮らし方は始められます。
Q. ロハスとエシカル消費は同じ意味ですか? 重なる部分は多いですが、エシカル消費が社会や環境への配慮を軸にした「買い方」を指すのに対し、ロハスは健康という軸も含めた、より広い「生き方・暮らし方」を指す言葉として使われています。難しく分類しようとせず、自分にしっくりくる言葉を選んで暮らしのヒントにしてみてください。
関連用語
※本記事は情報提供を目的としたものであり、医療上のアドバイスではありません。